2013年3月8日金曜日

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-08 キックバック。

今日はちょこちょことブログのデザインを変えてみたり、amazonと楽天のアフィを試しに導入してみたり。

カウンターの出し方がやっと分かりましたw



本日のご紹介は、トランスフォーマー ジェネレーションズから、
TG-08 ディセプティコン諜報工作兵キックバックです。


海外で既に発売されている、Transformers Generations Fall of Cybertron KickBackを
リペイントしたアイテムになります。

海外版のキックバックと比べると、よりFoCのゲーム中のデザインに近付いていて、
細部の塗装が増えています。

ちなみに海外版はコチラでレビューしています。

それでは続きからどうぞ。


まずはパッケージから。







パッケージイラストは、海外版のキックバックのもの流用していて、色や細部の変更などはありません。

プロフィールは次のようになっています。

「インセクティコンドローンの独立部隊を指揮するキックバックはメガトロンの他の部下に比べて
自由な立場を持っている。彼はこの権力を悪用し、周りの者を操り人形同然にする目的で脅迫や
ゆすりまで行う。インセクティコンドローンと苦戦している敵の背後から忍び寄り、武器のギアシュレッダーでその背中を引き裂く卑怯者だ。グリムロックとそのダイノボット部隊への積年の恨みを抱いている。」

海外版のキャラクターバイオでは、以下の通り。
"As the leader of his own squad of DECEPTICONS, KICKBACK is more independent than most of those under the command of MEGATRON. He uses his freedom to surround himself with friends, who he then blackmails into becoming his servants."

今回も、海外版に比べてプロフィールはだいぶ詳細になり、新たに設定も盛り込まれていますね。
グリムロックとダイノボット部隊とは、FoCのゲーム内で直接対決していますが、日本国内では
未発売のゲームでの話なので、プロフィールに書いてくれるのは有り難いですね。






インセクトモードでぐるっと。
海外版ではCYBERTRONIAN INSECT MODEとなっていました。
サイバトロン星の虫ってインセクティコンぐらいしか出てきてないと思うのですが、
サイバトロン星には普通にこんな感じの虫が、インセクティコンとしてではなく
わんさかいるんですかね?

FoCやPrimeの世界観だといそうな気もしますねw








武器を装着してぐるっと。
武器は、翅のスリットに挟み込んだり、翅や後ろ脚の5mm穴に装着したりできます。

武器の名前はギアシュレッダー。
海外版ではディスクランチャー!とパッケージ裏に書かれていました。

FoCのゲーム内では、Gear Shredderとしてこのままの形で登場していました。







海外版と比較。(右が海外版です。)
今回はあまり大きな違いがありませんが、細部に塗装が追加され、成型色がメタリックに、
ゴールドの塗装がクリームイエローに変更になっていますね。

ゲームに近いのは間違いなく国内版なんですが、金からクリームイエローの塗装変更部分が
目立つので、今回は海外版のほうが個人的には好みです。
きっと変えざるを得ない理由があったんだと思いますが、せっかく塗装箇所も増えているのに、
一番目立つだけにもったいない気がします。






 武器のギアシュレッダー。
そう言えば、海外版ではFoCゲーム内での武器名称と、トイでの武器名称が合っていたことが
ないような。なんらかの権利関係で、ゲーム内の武器名を使えないとかあるのかも知れませんね。


上部の明るめのグレー成型色の部分を指で前に押し出すことで、中のディスクが押し出されて
指の力+プラの弾力で発射されます。
力自体が弱いのと、弾の重量もかなりあるため、15cmくらいしか飛びませんが、
ウチのお猫樣は大はしゃぎですw




左右に翅を装着することで、更に大きな形態にできます。
キックバックの説明書がちょっと何処かにいってしまい見当らないので、この形態に名前が
あるかは不明です。確かなかったと思うんですが...。
ついでに、翅の武器の名前も説明書になんて書いてあったか思い出せず。
たぶん武器Aとか武器Bだと思うんですがw





海外版と武器を比較。
武器に関しては、塗装の範囲も箇所も全く同じですので、塗装の色と成型色だけの違いになります。
国内版の方がクリアパープルの色が鮮やかで綺麗なんですが、塗装の色は海外版のほうが
武器っぽい落ち着きがありますね。


さて、それではトランスフォーム!


まずは、翅のクリアパーツを外し、前側の左右の脚2対を上に上げ、
頭と翅の基部辺りの部分を前に持ってきます。


後ろ脚を根元からグイっと前に。根元をまた折り曲げて根元以外を後ろに持っていったら
根元を左右でジョイントします。


後ろ脚を再度前に持ってきたら、畳んで脛の中に一部を収納。足首を180度回転したら、脚部完成。


立たせたら、インセクトモードでのお腹を左右に分割して腕を形成していきます。
頭部と胸を裏からぐるっと回して、インセクトモードの下顎を背中にジョイントします。


前後反転。
肩の根元から180度回転して、さらに腕を下げます。
前腕を90度回して、前腕のガワを上に引き上げ、手首を露出。
頭部を180度反転して前を向けたら、耳を立てて、胸の左右のカバーを上に上げたら、変形完了です。






キックバック、ロボットモード。

虫から変形したとは思えないほどカッコイイロボットですね。
背中から生えた2対の脚と、翅だった部分のアームがいい感じに悪そうでいいですw

各部。


目は赤く塗装されています。
海外版では未塗装でクリアパープルのままでしたが、集光ギミックがほぼ死んでいて機能して
いなかったので、ゲーム中に近く、ディセプティコンっぽい赤の塗装は正解だと思います。


肩の裏側のモールド、海外版では塗装されていたのですが、省かれてしまいました。
その代わりと言っては豪華すぎますが、肩アーマーは全面塗装になり、上部のトゲトゲなどが
塗り分けされています。


 脚も膝下に塗装が追加されたりしていて、情報量が上がっています。
前から見ると、そんなに虫っぽい脚じゃないんですが、後ろから見るととても虫っぽいですね。


背中。
いろいろ生えてる脚とか翅の基部になっているので割と簡素なデザインです。






 武器を装備。
短刀2刀流のような(説明書が行方不明なので)名前が分からない武器はともかくとして、
ギアシュレッダーはとても大きいです。
ジェネレーションズのTG-08からTG-12の5体、海外版で言うところのGenerations
Fall of CybertronのDeluxeクラスのwave 3は、どれもデカい武器を持っていますが、
その中でもキックバックは一番大きい武器を持っています。
(長さだけならエアレイドのほうが上ですが。)

大きい分、その重さもすごいんですが、キックバックは結構安定してこのデカい武器を持てます。
肘や肩はボールジョイントなんですが、あまり重さに負けたりせず構えられますし、足首が
大きいのでポーズも安定しますね。

ちなみにこの武器について、TF開発者の幸さんがしていた説明のツイートがこちらです。

国内版ジェネレーションズは、どこまでFoCの設定が生きているのか今一良く分からないのですが、
一応武器変更の設定は生きているようですね。






ロボットモードで海外版と比較。


頭部は、成型色の変更以外は、目の塗装が追加されています。
ロボットモード時とインセクトモード時の目、両方が追加塗装されていますね。


胴体。
胸の塗装パターンが変更され、ディセプティコンインシグニアが追加。
脇腹の辺りにはピンク色で塗り分けが追加されました。
ゴールドじゃなくなったことだけが本当に残念ですね。
他はどこを取っても国内版のほうが良いので、尚更です。


腕部。
肩アーマーは成型色むき出しだったのが、全面塗装になり、全体はガンメタルに、トゲトゲやモールドにクリームイエローに塗装が変更されました。
ちなみに、元の成型色は良く見るとメタリックパープルなことが分かります。

また、前腕の内側と、ガワの前側のモールドにもクリームイエローの追加塗装がされていて、
情報量が大きく上がっています。


脚部。
大腿部のクリームイエローと、膝下のピンクの塗装が追加されています。


 翅には変更はありませんが、2対の脚は塗装の色とパターンが変更され、爪部分が塗り分けられて
います。


 可動とか。




首はボールジョイント。
上下にはほとんど動かず、気持ち俯ける程度です。
横には360度回転します。



変形の都合で、胸の左右が上下に動きます。
一応、腕の干渉を避けたりするのには役に立ちますw



肩は変形用の軸と、ボールジョイントの複合関節です。
胴体側に、上下に180度可動する軸があり、肩側にボールジョイントが埋まっています。
頭部が肩の可動に干渉しないので、まるで人体のような腕の上げかたが可能です。

上下は両方の関節を使えば230度くらい、前後は360度回転可能です。


肘もボールジョイント。
100度くらいの可動になります。

手首は1軸、横ロールのみで、360度回転可能です。
重い武器を持っても安定するのは、手首が横軸のみの可動というのもあると思います。



翅と背中の2対の脚も可動。
翅は基部がボールジョイント。真ん中辺りに、軸関節が1つ。90度強曲がります。
2対の脚は、左右で1パーツずつ成型されていて、基部がボールジョイントになっています。




股関節もボールジョイント。
前後の開脚は前が180度、後ろが140度くらい。
横への開脚は70度ぐらいずつ、140度可能です。



太股の上部にロール軸があり、360度回転可能。
膝は1軸で90度まで。

立て膝も可能でバランスはけっこう取りやすいです。


足首は、前後に45度、左右に30度くらい可動します。
あまり動きませんが、接地面積が大きく、形も程良いので安定性はとても良いです。


背中の脚や翅を前に点き出したりも可能。

エアレイドの際の非公式変形が好評だったとのことで、TF開発者の幸さんがこんなツイートを。
正面と真上から撮った写真のツイートも。

俺変形がしやすいのも、可動範囲の良さと可動箇所の多さに寄る所もあるかな、と思うほどに
いろいろな所がいろいろ動くので、手の中でいじっていて楽しいアイテムだと思います。


そんなわけで、トランスフォーマー ジェネレーションズのTG-08 ディセプティコン諜報工作兵
キックバックのレビューでした。

海外版に塗装を追加した豪華バージョンではありますが、豪華になった部分が
ちょっと分かりにくかったり、金色からクリームイエローの変更で地味に見えてしまったりと、
なんだかもったいない部分が多いキックバックですが、武器のディスク射出も楽しいですし、
グリグリ動いて、けっこうお気に入りです。

海外版と国内版、両方買っておいて良かった、といつも以上に思えるほどに
今回は両方の良さがあると思います。

それではまた。


amazon


あみあみ(楽天)