2013年1月3日木曜日

トランスフォーマー 創造神プライマス 2010エディション。

あけましておめでとうございます。

年越しは毎年プラモを作りながら迎えています。
今年はお猫さまを撫でていたら年を越してしまいそうになりましたが、
無事プラモ作りに着手、年明け後に完成までこぎつけました。


さて、新年は年神樣を向かえてどうのこうのするらしいので、ウチでも神様を。
というわけで今回はトランスフォーマー創造神プライマス2010エディションのご紹介です。


プライマス樣は全てのトランスフォーマー達の創造神。
混沌を持たらす者、ユニクロン樣と対になる存在です。

モノはギャラクシーフォース放映終了後に発売されたプライマスのリカラーになります。
WELCOME TO TRANSFORMERS 2010キャンペーンの一つとして、
2010年10月に受注生産で発売されたもの。




まずはパッケージから。




パッケージ表にはプライマスのイラスト。
このイラストは同じくWELCOME TO TRANSFORMERS 2010キャンペーンで
発売された星間帝王ユニクロン2010エディションのパッケージイラストと
繋がるようになっています。


パッケージのベロには2010キャンペーンのポイントが。
これを10ポイント集めるとMP-09ロディマスコンボイ用のサウンドステージが
もらえました。


外箱を開けるとこんな感じに収納されています。
今回、未開封新品で手に入れたまま放置していたものを開封して撮影しているため、
この段階ではまだ針金で留まっています。


後ろ側。説明書と付属品はセロハンテープ留め。

まずはプラネットモードから。






でっかい球体です。大きさはハンドボールくらい。
この球体は何かと言えば、トランスフォーマーたちの故郷、惑星セイバートロンそのもの
になります。

機械惑星であるセイバートロン星を見事に再現しています。
各部に飛び出している塔みたいなものは軟質素材で出来ていて安全な設計。
大きな4つの塔を足にして支えることで転がらないようになっています。


各部のディティールがとても細かく入っていて巨大感を引き立ててくれていますが、
注目はこの左の写真と右の写真の部分。
左はサイバトロン/Autobotsの首都アイアコン(Iacon)、右はデストロン/Decepticonsの
誕生の地にして本拠地ケイオン(Kaon)です。

この辺りの設定も最近のトランスフォーマープライムでも踏襲されていましたね。

「けいおん」と聞いて女子バンドアニメを思い浮かべるか、デストロンの本拠地を
思い浮かべるかでTF者かどうかが分かりますw


付属品。チップスクエアとフォースチップ。
リカラー元のギャラクシーフォースでの重要アイテムです。

ギャラクシーフォースでは、創造神プライマスは休眠状態にあり、力を取り戻すために
必要だったのが4つのプラネットフォースとその台座となるチップスクエアです。


フォースチップは、チップスロットに挿すことで必殺技のギミックなどを発動するための
ものでした。


プラネットフォースは、そのフォースチップと同じ形ですが、
金色に縁取られた惑星固有の特別なもので、4つの惑星に隠されていました。
写真では、惑星アニマトロスと地球のフォースチップを挿しています。
他にはギガロニアと、スピーディア。
出すのが面倒だったので、2つだけでw

さて、そんな重要アイテムのチップスクエアとプラネットフォースですが、
リカラーである2010エディションでは特にこれと言って意味はありません。

意味はありませんが、それでも重要アイテムだったりします。



プラネットモードで、上部に挿すとチップスクエアが光ります。
クリスタルタワーっぽくて格好良いです。


この状態でチップスクエアを後ろに引くと(惑星に後ろも何もありませんがw)
連動して惑星の上半分が大きくトランスフォーム。
サウンドと共に砲身が飛び出し、砲身の基部も張り出します。

というわけで、チップスクエアはトランスフォームに欠かせないものになっているため、
2010エディションでも省かれずに付属するし、玩具的には重要アイテムなのですw


そのまま惑星後部のパネルを上げて


砲身を90度回転すると、スペースシップモードにトランスフォーム完了。





プライマス、スペースシップモード。
惑星サイズのスペースシップというのも凄いものがありますねw
G1でも地球のそばまで移動してきたりしていたのですが、もしかしたらこの姿で移動して
いたのかも知れません。もしかしたら。

ちなみに、ギャラクシーフォースではグランドブラックホールから避難するために
住民は退去済みですが、G1では退去していないのでこんなダイナミックに変形されたら
住民は大変ですねw



そのまま、下半分の後ろ側のパネルを開き、下半分をバカっと開きます。



チップスクエアを横に挿して回転させると、連動して外側が回転。
さらに内側の一部が起き上がります。


ここでもチップスクエアを使いますが、トランスフォームにチップスクエアは
欠かせないと前述しましたが、実は無くても一応変形可能です。
この場所の場合は、穴の中央の突起を指などで抑えながら外側を回転させることで、
チップスクエア無しで変形可能。


他の場所では、穴の中の青いスイッチを抑えながらスライドすることで
チップスクエア無しで変形可能です。
ただ、指を挟んだりするかも知れず、危険なのでチップスクエアを紛失していないなら
チップスクエアを使用して変形したほうが安全です。



最後に、砲身を逆側上方に向けて、変形完了。






 プライマス、バトルステーションモード。
バトルステーションとのことですが、個人的にはこっちのほうがスペースシップっぽい
気がしないでもありませんw
ミサイルが展開され、砲身も前を向いているので戦いやすそうではありますね。


さらにここからロボットモードにトランスフォーム。


前半分を180度回転。


外側を更に回転して内側と反転させ、左右に分割したら、
上のパネルを畳み下のパネルを広げて、脚部完成。


立たせたら、 脚部外側の下部にあるミサイルサイロを前に押し出します。


胸の中央にチップスクエアを挿し込んで、上側へスライドすると
連動して胸が開き、肩アーマーと頭が上がってきます。


 最後まで押し上げると、サウンドと共に目が点滅して格好良いです。


手首を出して、砲身を前に向けたら変形完了。




プライマス、ロボットモード。
何という神々しさ。背中のパーツが実に神様っぽいですね。
大きさはプラネットモード時の2倍ぐらいにまで大きくなっています。
比較し忘れましたが、スーパースタースクリームよりは小さいです。


 各部。


ディティールが非常に凝っていて、大きくてものっぺりした感じは全くありません。
肩のキャノンはスプリングが仕込まれていて、スイッチで発射可能。


胴体は一部に汚し塗装が入っています。
変形時に胸も一応チップスクエア無しで動かせますが、結構固めで力を入れないと
動きませんので、チップスクエアを失くして指で動かす場合は特に注意してください。



腕には2連装の武器があり、チップスロットにフォースチップを挿すことで
バネで横に展開すると同時に砲身が伸びます。
固定が少し甘めで、触っていると勝手に展開してしまうことが結構ありますw

というわけで、フォースチップも玩具的に重要なのです。



脚には左右にアームがあり、引き出して展開できます。
マイクロンジョイントが先についていますが、軟質素材で出来ているため
重さには少し弱いです。



背面。
ケイオンは右足のかかとに。
アイアコンは左の背中のパーツに存在します。

ちなみに、かかとは今回上側に畳んでいますが、畳まずに後ろに伸ばしているほうが
安定して接地できたりします。
そうすると、(実際に接地はしませんが)ケイオンが足の裏にあるということになり、
なんとなくディセプティコンが不憫なので、かかとは畳むようにしていますw


可動とか。
なお可動は全て軸関節で、ボールジョイントは一切ありません。


首は左右に360度ロール。


肩は横に100度強。上にも100度強ですが、後ろは干渉するため全く上げられません。


肘は90度で、すぐ下で360度ロール。
上腕にはロール軸がないので、ひねりはここで全て担います。



手首は固定。
その代わり指が非常に柔軟に動きます。
親指が1軸で根元から90度くらい可動。
他の指は独立して可動し、それぞれ2箇所90度ぐらいずつ可動します。


腰は変形の都合もあって360度ロール。
といっても、腰と呼ぶには少し下なので、ひねるとあんまり格好良くなりません。


股関節は横に200度くらい。前後は後ろがパネルに干渉しますが、
避けてあげれば180度開きます。


膝は通常の方向には140度くらい。
逆方向にも70度くらい曲がります。


足首は、爪先が横に20度ほど。


爪先とかかとは独立して前後に動きますが変形用で、可動としては固定です。
左写真でケイオンが地面すれすれなのが分かるでしょうか。

と、下半身の可動は良いんですが、上半身はあまり動かず。
ですが、キャラ的にあまり動きは必要ないのと、設定的にもそうですが
玩具的にも大きく動かすの大変だったりするので、あまり可動面で不満はなかったり。


そんなわけで、ポーズも必然的に限られてくるわけでしてw



 構えて一斉射撃か、腕を広げて神々しくするか、といったところになってきますw


以上、トランスフォーマー 創造神プライマス2010エディションのレビューでした。
神様なだけあって、とにかく立派でご神体として最高の出来になっていますw
今から入手するのは少し大変ですが、創造神樣の立体化なんて滅多にないことですので
手に入れて拝んでみるのも良いのでは、と思います。

我が家では、とりあえず正月暫くの間は創造神樣にロボットモードでいて頂こうと思います。

それではまた。
本年も宜しくお願いします。