2012年12月29日土曜日

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-01 オプティマスプライム。

本日2つめのご紹介は、トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-01 オプティマスプライムです。



トランスフォーマーのハイターゲット向け新シリーズの第1弾になります。
モノ自体は、海外で発売されたゲームのTransformers: Fall of Cybertronの
オプティマスプライムをTRANSFORMERS GENERATIONSシリーズで
海外発売していたモノの豪華塗装版になります。




まずはパッケージから。




海外版のGENERATIONS Fall of Cybertron(以下FoC)シリーズと同じ形式の
パッケージになりました。サイズや台紙とブリスターの形は一緒ですが、
全て日本語化されていますし、ブリスターはFoCでは糊で接着されていたのが
ベロが上下左右にできてテープで貼って固定されています。

海外ではブリスターをセロテープで留めて販売すると中身だけの盗難が起きると
聞いたことがありますが、糊だと紙が痛みやすいのでセロテープで留めただけなのは
有り難いです。開けやすいですし。


表はFoC版同様、大きなロボットモードのイラストと右下に小さくビークルモードの
イラスト。裏には製品を使用した写真が載っています。
また、プロフィールもFoCに沿った内容になっています。

トランスフォーマージェネレーションズとは、と説明されている部分があり、
「'84年から続く『トランスフォーマー』シリーズの中から世代を越えて様々なキャラクター達を現在の技術、解釈でラインナップしていくシリーズである。」とあります。

今のところジェネレーションズで予定されているラインナップは全て
FoCシリーズからですので、今後どうなっていくのかはよく分かりませんが、
世代を越えてということであればリメイクなども期待できそうですね。



日本語版の説明書は上部がイラストではなく写真になっていました。
あとはいつものアンケートの紙のみ。






オプティマスプライム、ビークルモード。
赤の部分はメタリックレッドの成型色に、シルバー塗装の上からクリアレッドを
施したキャンディ塗装。
青はメタリック成型。黒やガンメタルの部分も成型色がほとんどです。
ピンクは全て塗装です。

全体的には非常に綺麗なんですが、クリアレッドにムラが出来てしまっているのが
少し残念ですね。頭部のフタやヒジ部分などにムラが出来やすいようです。






付属武器を装備して。
FoCではイオンキャノンという名前がありましたが、国内版では特に名前は
ないみたいです。見落してたらスミマセン。

銃の造形は一緒ですが、成型色が黒くなっています。
FoC版、FoCウルトラマグナス、国内版の順に黒くなっていってますねw


海外FoC版オプティマスプライムと比較。
左が国内版、TG-01。
右が海外FoC版です。






色の彩度が低かったFoC版ですが、国内版はメタリックということもあって
鮮やかになっていますね。
また、グレーの部分が濃いガンメタルになったり、タイヤのホイールの塗装パターンと
色が変わったり、蛍光ピンクの塗装が加わったりと、各部のメリハリがついています。

特に蛍光ピンクはディティールの強化に役立っていますね。
あとは排気管近くの黒い塗装も追加されています。

バンパー部分のヘッドライトやウィンカーっぽいところのピンクも
塗装しておいてくれたらよかったんですが、ソコは自前で塗るとします。


海外FoC版ウルトラマグナスと比較。






造形は一緒ですが雰囲気は全然違いますね。
ウルトラマグナスも、海外版オプティマスに比べれば
塗装は追加されているほうなんですが、国内版オプティマスに比べるとさすがに
派手さの面で見劣りします。

同型3体武器ありで。



ウルトラマグナスもジェネレーションズで発売予定ですが、
こちらもキャンディ塗装で全身がメタリックになるのと、青が水色、白がシルバーになる
ので、結構雰囲気が変わりそうです。特徴的な武器も海外版同様に付属します。


それでは、オプティマスプライム、トランスフォーム!


膝を伸ばします。


足首を伸ばして、腰を90度下に。


立たせたらバンパーを左右に開いて90度曲げ、腕の下に。
肘を伸ばして、上腕から180度回転、手首も180度回転します。


首の後ろのパネルを180度下げて、背中で固定したら変形完了です。


ちなみに、このパネルが塗装ムラが多めのところです。
吹きすぎたのか、ちょっと厚くなってしまっていますね。

また、このパーツの変形時に背中に嵌める部分が塗装剥げを起こしやすいです。
というかたぶん避けられないのではないかと思います。
両モードで目立たない部分なので別にいいんですが、他のところも
微妙にクリアレッドだけ剥げて下地のシルバーが見えてしまっている部分が
ちょこちょこと。
仕方ないことではありますが、ユナイテッドに比べてキャンディ塗装の塗膜が弱い気が
しますので、気をつけて遊ばれるほうがよいかと。


ちなみに、前腕の外側にある胴体との固定用のジョイント。
ココは塗膜の厚さが固定に影響しないように、塗装されていません。
なので、ココは剥がれる心配はなしです。


さて、オプティマスプライム、ロボットモードです。





G1にアレンジを加えたイケメンです。
頭部も、海外版とくらべて彩度が上がっているためディティールがはっきりと
見えやすくなっていていい感じだと思います。
シルバー塗装の色も明るくしたのは正解だと思いますね。

今回は集光機能は無し。
塗り潰されているからではなく、最初から集光ギミックが設計に入っていません。


 武器を装備するとこんな感じに。
武器は上下逆でも持てるようになっています。
というかこの写真がパッケージと逆に持っていますw


ロボットモードで海外版オプティマスと比較。






ビークル時に見えていなかった部分だと、膝の横とお腹、腰の蛍光ピンクが追加塗装
されています。
海外版は塗装剥げを気にせず遊べる利点がありますが、やはり見た目は国内版のほうが
良いですね。(その分お値段も高いですがw)


海外版ウルトラマグナスと。






コチラはもう別人なのでどうこう言っても仕方ないというか、やっぱり色だけで
結構違うもんですね、というかw

同型3体で。


可動の写真を取り忘れましたが、それはウルトラマグナスの記事をご覧いただくということで...。

そんなわけで、新しいシリーズ、トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-01 オプティマスプライムのレビューでした。
過去のユナイテッドやアニメイテッドのシリーズ同様、海外版にキャンディ塗装を施して
発売されましたが、どうやら全部が全部キャンディ塗装仕様という訳でも無さそうでして
現に、TG-02 オートボットジャズの時点でメタリック成型で塗装は豪華ですが
キャンディ塗装ではありませんでした。

今のところFoCのラインナップしか予定されていないので、今後どうなるか分かりませんが、
いろいろと期待できそうなシリーズですので、キャンディ塗装にこだわらず豪華塗装で
続けて欲しいシリーズですね。

少しムラや塗装剥げの心配などありますが、シリーズの最初としてのオプティマスは
可動も良く、変形も直感的にさせやすく、申し分ないスタートになってのではないかと
思います。
トランスフォーマープライムのAMシリーズに比べればお値段高めですが、
その分、質感も高いので一度触ってみてほしいアイテムになっています。

それではまた。