2012年12月29日土曜日

トランスフォーマー Generations Fall of Cybertron Ultra Magus。

本日のご紹介はトランスフォーマーの海外版GENERATIONS Fall of Cybertronシリーズから、ウルトラマグナス(Ultra Magus)です。


モノは同シリーズの、オプティマスプライム(Optimus Prime)のリデコアイテム。
新規造形は頭部と追加の武器。
全体的に塗装も強化されていることもあって、オプティマスより見栄えのするアイテムになっています。




まずはパッケージから。



Fall of Cybertron(以下FoC)シリーズはパッケージいっぱいにイラストが
描かれているものがほとんどですね。ウルトラマグナスも力強く胸を張った姿が
描かれ、下部にはビークルモードも描かれています。







ビークルモードはサイバトロニアントラック。
形状的にはオプティマスと変わりないですが、青白赤のウルトラマグナスカラーで
完全に別人になっていますね。
オプティマスからの塗装の追加が嬉しいですが、CGイラストを見ると結構塗装パターンは
違っていたりw

また、FoCのゲーム中でこの形状で登場することはありません。
DLCとして本編ではなく対戦用にウルトラマグナスの姿は別で用意されていますが、
こちらも(たぶん)対戦専用で本編には出てきていないかと。
(未だにゲームをクリアしていないもので、確証がありませんw )

対戦は、パーツを入れ替えて色を替えたりカスタマイズして個性を出しながら
アバターを使って対戦するもので、カスタマイズ用のパーツセットのため、
ウルトラマグナス本人扱いではありませんし、本人の姿がゲームに出ていないため、
コレがウルトラマグナスの姿です! と言われると否定しきれない感じですねw

ただ、DLCのパーツセットのほうが明らかにG1を意識したデザインでオプティマスからの
流用箇所もなかったので、あちらの姿での立体化もあれば嬉しいんですが。






付属の武器を装備するとこんな感じになります。
剣デカいですねぇw






同シリーズのオプティマスプライムと比較。
ビークルモードでは塗装の変更だけですが、変更点は多岐に渡り、
バンパー上のライト、フロントフェンダー上の白い部分、フロントグリルにシルバー、
排気管にシルバー、リアのフェンダーに赤、背部のスロットに赤、爪先になる部分に白と
追加が多数で、タイヤのホイールも塗装パターンが変更されています。


それでは、ウルトラマグナス、トランスフォーム!


ビークル後部を伸ばします。


 爪先を曲げて立たせたら、腰から上を曲げて正面に向け、
バンパーを左右に割り90度曲げて下げます。


 両腕を肩から上げると連動して頭が出ます。
頭の蓋になっていた部分を後ろに180度倒し、背中で固定します。


腕を伸ばしたら上腕から180度回転、 手首を180度回転して、腕を下げたら変形完了。






ウルトラマグナス、ロボットモード。
頭部形状がウルトラマグナスっぽく変更されています。
なんとなくCGに比べると顔のゴツさが足りない気がしますが、コレはコレで格好良いです。


ちなみに、肩の排気管は本来写真の左肩のように倒すのですが、何となく好みで
右肩のように上げたままにしています。
肩の上に白いでっぱりがあったほうがマグナスっぽい気がするものでw







オプティマスと比較。
FoCのオプティマスは、何故かWar for Cybertron(以下WfC)のゲーム中から
大きく姿が変わりゴツゴツした直線主体のデザインになりましたが
(メガ樣も少し変わっていますが)なんでこの姿になったのかよく分かりません。
WfCのフューチャートラックの方が格好良かったんですがw

ですがこの形、ウルトラマグナスとして見ると非常によく似合う造形なんですよね。

ビークル時に挙げた塗装の違い以外に、お腹の赤塗装の追加があります。
ビークル時の塗装箇所は全てロボット時にも見えているので、ロボット時でも
塗装の豪華さがよく分かりますね。



付属の武器。ソードとブラスター合体するよ!としか書かれていないので、名称は不明。
ソードとブラスターなんでしょう。


ブラスターは銃口もきちんと造形されています。


オプティマスの銃と。右上がオプティマスのもの。左下がウルトラマグナスのもの。
成型色に微妙な違いがありますが、形状は全く同じです。

オプティマスの銃にはイオンキャノンと名前がついています。





フル装備で。
剣はデカいこともありますが、モールドも豊富で、色がウルトラマグナスに
合っていることもあってとてもよく似合います。
柄は長めで両手持ちできそうな長さなんですが、残念ながら胴体がでっぱっていることも
あって両手では持てません。


ブラスターは逆向きにも持てるので好みで持ち替えられます。
どちらも5mm軸なので、アームズマイクロンを連結することも可能。






 フル装備で並べると、ウルトラマグナスがやたら強そうですね。


この剣とブラスターですが、合体するよ!と書いてある通り、合体できます。
まずは剣を分解。
分解してたらプラの転がる音で、お猫樣が颯爽登場して暫く中断になりましたw


ブレードとブラスターをまず合体したら、ブレードの反対側だったパーツをずらして
ブラスターに合体します。


ブラスターの5mm軸に剣の柄を合体したら完成。


剣がさらにデッカくなりました。


デラックスクラスの本体には少し大きいですが、持て余すほどでもない絶妙な大きさ。
これ以上長いと取り回しずらくなるので、この辺りが限界ですね。
武器がだいぶ大きくなりましたが、腕や他の関節が重さに負けることもありません。


可動とか。



首はボールジョイント。顎は結構引けますが、上を向くのはあまり得意ではありません。
横へは360度回りますが、長めの顎をしているので、上向きにしてあげる必要があります。


 肩はボールジョイント。
前後は特に干渉もなく360度回りますが、左右はあまり上がらず。45度くらいが限界です。


前後にも少しだけスイング可能。といっても後ろに少しだけですが。


肘は1軸で150度くらい曲がります。
手首はロールのみ、360度。
個人的にデラックスサイズの手首はロールのみが好きです。安定感があるのでw


腰は変形の都合でお腹がボールジョイント。
360度回転可能で、上にも90度曲がります。


股関節もボールジョイントで、すぐ下にロール用の軸。
前後の開脚は180度強、左右も160度くらいと十分な可動範囲です。
干渉もなくとても動かしやすいですね。


膝も足首次第で180度曲がります。
足首は変形時に180度反対を向きますが、45度くらい戻してあげると膝の可動に全く
干渉しなくなります。戻す前のロボットモードでの正位置でも160度くらいは曲がるので
足首を戻す必要はほとんどありませんが。



その足首は変形用の軸とボールジョイントになっています。
上の写真が正位置での前後可動。
下の写真が45度戻した状態での前後可動。
両方組み合わせることで幅広い可動範囲になります。


左右にも30度ていど可動。
接地もこのサイズにしては優秀です。


と、肩の横方向以外はとても可動範囲が広く、干渉するものも全然ないため
非常に遊びやすく仕上がっています。



正座もできますし、胡座どころか左右に股関節を柔軟しているようなポーズまで可能。
腰も捻れることもあって、変なポーズを取らせ放題となっていますw


そんなわけで、トランスフォーマー海外版GENERATIONS Fall of Cybertron ウルトラマグナスのレビューでした。
日本国内でも先頃発売されたジェネレーションズのオプティマスプライムと同型ですが
頭部造形と新規武器がなかなか格好良く、塗装も国内版ほどではないですが豪華になって
いますので、ウルトラマグナス好きにはオススメなアイテムになっています。

それではまた。