2012年12月14日金曜日

トランスフォーマー ジェネレーションズ アジア限定ブルーストリーク。

本日のご紹介は、トランスフォーマー ジェネレーションズから、
日本以外のアジア限定で発売されたブルーストリークです。


物は国内でも発売されたEZコレクションのプロールのリデコです。
パトライトが無くなった他、新規造形の武器が付属し、手やドアが武器を
装備できるように変更されています。

プロール自体、元を辿れば少し古い物になりますが、
最近のEZコレクションと見比べても可動、造形ともに申し分ない出来になっていて
他のEZコレクションと絡めて遊ぶのに丁度いいですね。



まずはパッケージから。



アジア限定ということで、英語と中国語で併記されています。
私が分かる中国語は変形金剛ぐらいなので、英語も書いてあって良かったです。
裏面はやたらスペースが余ってますが、きっと何かの理由があるのでしょう、


説明書は無く、ブリスターの中の紙に変形方法が描かれています。
TF: CYBERTRON(ギャラクシフォース)のレジェンズクラスのように、
箱裏に変形方法を載せるつもりだったのがボツになった結果、裏のスペースが
余ったんじゃないかと邪推。







ビークルモードはスポーツカー。
ありそうでなさそうな曲線主体のデザインが格好良いです。
色はG1よりも変形!ヘンケイ!版に近いイメージ。
ボンネットの大き目なサイバトロンマークが素敵ですね。
パトライトのあったルーフは穴が塞がれています。


ドアに追加された穴に武器を装備できます。
これが出来ると出来ないとではパーツを失くす確率が全然違う気がしますw

こういうところがトランスフォーマーの良いところだと思います。
G1当時はさすがに余剰パーツも多くありましたが、余剰パーツ無しの方向に進化して
最近のもので余剰パーツはあまりありません。
手首やら表情パーツやら、余剰パーツだらけでプレイバリューを高めるのとは
逆方向ですが、個人的にこちらの進化のほうが好感が持てますね。

他にも、ソースを失念してしまって見つけられないのですが、
子供向け玩具のため、ボールジョイントをなるべく使わないというのもあったりします。
一時期はボールジョイント多用バンザイな頃もあったり、最近は最近でコスト削減の
影響を受けてボールジョイント多めですが、なるべく軸関節でラチェットまたは
クリックを入れることで子供が遊んでも壊れにくいものを目指しているようです。
これは大人にも嬉しいことなので、コストやサイズの許す限り軸関節を
使用してほしいですね。

この辺りのポリシーというか信念には素直に感動しましたし、
私がTFに傾倒する原因にもなっていますねw

とは言え、話はだいぶそれましたがこのブルーストリークの肩関節と股関節は
ボールジョイントだったりしますw
これはサイズ的に仕方ないところですね。



付属武器。
特に名前は書いてないですが、G1の武器に非常に良く似ています。
ヘケヘケ/ユニバース版の付属武器とはだいぶ形が異なります。


プロールと比較。
左がEZコレクションガムのプロール、
右がTFクロニクルEZコレクション02のプロールにreprolabelsのステッカーを貼ったもの。






塗装パターンが全体的に違い、見事に別キャラとして成立していますね。
金型的には、TFクロニクル、ブルーストリーク、EZコレクションガムの順番で
流用されているため、EZコレクションガム版のプロールにはドアと手に穴があります。





太股の赤など、ストリークのイメージもばっちりです。
これでエレクトロボルトがあればさらに言えばドアが横に開ければ言うことないのですが
さすがにこのサイズには求めすぎですね。

プロールと。





色が暗いこともあって、プロールよりも引き締まって見えますね。
武器もあるとないとでは遊びの幅が違うので、付けてくれて正解だと思います。
しかもG1デザインの銃ですし。



顔も、周囲の色のコントラストの差もあってブルーストリークが一番よく見えます。

可動。


前述の通り、肩と股関節はボールジョイント。
だいたい写真くらいには開閉できます。


変形の都合もあって、膝は180度曲がります。


股関節は前後方向だと写真くらいまで開脚できます。


少し干渉部分を避ければ、完全に180度開脚できます。
足首も変形の都合で若干可動。
脚周りはこのサイズにしてはとても良く動きますね。


そんなわけで、トランスフォーマー ジェネレーションズ アジア限定 レジェンズクラス ブルーストリークのレビューでした。
このサイズのG1リメイクはどんどんやって欲しいところなんですが、
新規の金型は打ち止めっぽいのでそろそろ限界ですかね。
ともあれ、モノ自体の出来は非常に良いので、狙撃手ストリーク好きな人は
押さえておいて損はないアイテムかと思います。

それではまた。