2012年12月15日土曜日

トランスフォーマープライム AM-29 科学参謀 ショックウェーブ。

本日のご紹介は、トランスフォーマープライムのアームズマイクロンシリーズより、AM-29 科学参謀 ショックウェーブです。


海外では、GENERATIONSのFall of Cybertronのシリーズで発売されたアイテムを
AMシリーズとして一部変更したものになります。

元々がFoCのゲーム内のショックウェーブとして造形されているため、
プライム劇中とは少し異なりますが、FoCのゲーム自体、国内での発売予定がないのと
ショックウェーブはプライム劇中に似ているほうですので、あまり違和感はないかな
と思います。





まずはパッケージから。




パッケージはいつも通り、AMシリーズのデラックスクラスの仕様になっています。
役職は科学参謀。お留守番防衛参謀ではないんですね。
まぁ、今回サイバトロン星が滅びてますしね。


中身もいつも通りの構成。
本体、説明書、シール、アームズマイクロンのランナーです。


説明書とシール。
今回、ショックウェーブの顔がデザインされたマークが大小3個、銃弾がかすめたような
ダメージ表現のシールが大小9個ついてきます。
ショックウェーブのマークはなんとなく貼るのがもったいなかったので
今回貼っていませんが、主翼などに貼ると丁度良さそうです。
ダメージもショックウェーブよりは、サイラスブレークダウンやテラーコンクリフジャンパーに貼ったほうが雰囲気が出るかな、と思い未使用です。


アームズマイクロン ビドのランナー。
パーツ数は少なめです。

続いて、ショックウェーブ本体をシール無しで。






移動砲台ということですが、普通にエイリアンジェットとかでも良さそうですね。
中央部分の黒い部分はアームズマイクロンです。
元になったGENERATIONS版が、武器を挟み込む形で変形しているため
AM版ショックウェーブもアームズマイクロンを挟み込んで変形しています。

続いてシール無しのロボットモード。






逆三角形で非常に格好良いスタイルをしています。
腕、腰、脚は細く、胸、肩、主翼で上半身はゴツく、目は集光が非常に良く働いて
何もしてなくてもギラギラと光ります。
G1ショックウェーブのイメージを引き継ぎつつ、洗練されたデザインに
生まれ変わっていて、かなりのお気に入りになっています。


続いて、アームズマイクロンのビド。





シール無しのビーストモード。
カブトムシですね。ビートルをもじってビド。
胴体にはきちんとエネルギーパイプのディティールまで彫ってあります。





ビド ウェポンモード。
変形で組み込む都合もあって、大きさ形ともに元になったGENERATIONS版ショックウェーブに付属する武器とあまり変わりません。



 ちなみにシール無しで装備すると、こんな感じになります。
元々色数が少ないので、シール無しでもあんまり見劣りしませんね。


続いて、アームズマイクロン ビドのシール有りです。






各部にメタリックなピンクが加わり、真っ黒な状態に比べれば断然見栄えがするように
なりました。


顔、というか目はココです。視界悪そうですねw






ビド ウェポンモード。
ピンクのシールは砲身部分に集中し、後部は真っ黒とメリハリが効いています。
ピンクのラインの入り方も、サイバトロン星のモノっぽい雰囲気が出ていますね。

GENERATIONS版のショックウェーブ付属武器と、ビドのウェポンモードを比較。







砲身があっさり目の造形でシルバー塗装なことを除けば、結構似ています。

続いてシール有りでショックウェーブ本体です。







移動砲台モードで見えているシールの追加は、主翼両端のガンメタルの部分だけです。
ビドのピンクのシールが上部に見えていて彩りを加えてくれています。

GENERATIONS版と比較。
左がAM版、右がGENERATIONS版です。







成型色が明るくなり、主翼両端のシルバー塗装がガンメタのシールになりました。
また、シルバー塗装の色合いも明るくなっています。
リデコ部分として、AM用ジョイントが主翼両端に追加されています。
今までのAM用ジョイントの凸側は、ただの5mmの円筒の軸でしたが、
ショックウェーブの凸軸はモールドが入っているため、不自然さが緩和されています。


続いて、順番が前後している気がしますが、トランスフォーム。


ビークル前部をパカっと左右に開き、後部の上半分を持ち上げます。
主翼もついでに後ろに回しておきます。


そうすると、アームズマイクロンが外せます。


足首を曲げて立たせたら、太股横のカバーを脛まで下げます。
ビークル後部の下半分を左右に開き、開いたスペースにビークル後部上半分を
回転して収めると、頭部が自動で飛び出します。


肩を胴体にジョイントして90度回転、両腕を下げたら、手首を出して変形完了。


ショックウェーブ ロボットモード(シール有り)





シールは鳩尾のディセプティコンインシグニアと、膝のピンクのみ。
あとはビークルでも見えていた主翼の両端と、本体のシールはだいぶ少ないです。

ただ、主翼の両端のガンメタのシールは、貼る範囲よりサイズが大幅に小さく、
形も合っていないので、気になる人は塗ってしまったほうが良いと思います。
特に裏側はサイズと形の違いが大きいです。
幸い、色的にはあまり目立たないので気にしない、というのもアリだと思います。


GENERATIONS版と比較。






ロボットモードは、成型色の違いとシルバー塗装の色合い、ジョイントの有無以外に、
お腹のピンク塗装の省略があります。




また、ショックウェーブ好きとしては大きな違いとして、
武器を直接腕から生やすことが出来なくなってしまいました。(予想通りですが)

黒いので見えずらいですが、GENERATIONS版では武器の5mm軸の後ろに
長方形の出っ張りがあり、ここを手首の凹みに噛ませることで、G1のように
肘から先が武器になっているように出来たのですが、アームズマイクロン ビドには
残念ながら長方形の凸部がないため、再現できません。





通常通り手に武器を持つことは可能なので、
普通に装備するとこういった感じに。

同じ持ち方で比較。
GENERATIONS版の武器は分割できるので、分割した状態での写真です。




そして、こちらがGENERATIONS版を腕に装備した状態。
こちらは武器を分割せず使用。



ちょっとしたことではありますが、ファンとしてはやはり再現して欲しかったところです。


ちなみに、腕の造形は同じですので、 GENERATIONS版の武器をAM版に装備することは
可能です。




AMビドは、背中の5mm穴にマウントしておくことが可能です。


また、不恰好ですが変形時に固定する部分にマウントすることも。


GENERATIONS版も同様にマウント可能。

GENERATIONS版は武器を分割してマウントすれば不恰好にはなりません。



そんなわけで、トランスフォーマープライム AM-29 ショックウェーブのレビューでした。
付属武器とアームズマイクロンの違いはありますが、明るめの成型色や塗装など
見るべきところはあり、本体は悪くない仕上がりになっていると思います。
ただ、やっぱり腕に装備させて欲しかったな、というのはありますね。
そこだけが残念ですが、元々の出来が良いこともあり、海外版を
お持ちでない方にはオススメです。

それではまた。