2012年11月7日水曜日

Transformers Prime Cyberverse Commander Battle Tactics Bulkhead。

本日のご紹介は、トランスフォーマープライムの海外版CYBERVERSEから、
CommanderクラスのBattle Tactics Bulkheadです。



通常版のEZコレクション/Cyberverseのバルクヘッドの
色を変え、武器を変更した製品になります。

画像はクリックすると大きくなるっぽいですよ。





まずはパッケージから。








表のブリスター右上に記載されているように、武器としてブラストキャノンが
付属します。役職はHeavy Munitionsだそうです。上手い訳が思いつかないですが、
HeavyなMunitionsです。ちなみに、Cyberverse通常版のバルクヘッドの役職も同じです。
日本での役職は警備員ですが、もっと軍事的で重装備な何かです。
軽く調べてみましたがよく分かりませんでしたw



説明書も専用のものになっています。
武器の形状もきちんと付属のものになっていますね。


まずはビークルモードから。






武器ありでグルっと。
続いて武器なしで。






成型色がネイビーとライトブルーになったので、イメージが結構変わりますね。
武器以外の細かいモールドなどは通常版と全く同じですが、塗装箇所は少し違います。

通常版と並べて比較してみます。






塗装の変更箇所は、以下の場所です。

フロントバンパーがガンメタ塗装からシルバー塗装に。
リアバンパーが塗装なしからシルバー塗装に。
フロントグリルとヘッドライトの枠がシルバー塗装から塗装なしに。
サイドウィンドウの枠がグリーン塗装から塗装なしに。
後部サイドウィンドウが、グリーン塗装からライトブルー塗装に。
フロントウィンドウと前部サイドウィンドウが、ガンメタ塗装からライトブルー塗装に。
ルーフのジョイント周りに青塗装追加。
ボンネットにオートボットインシグニア追加。

リアバンパーの塗装追加と、窓が全て同じ色になったのは嬉しいですね。


続いて付属武器の比較です。



左がバトルタクティクスバルクヘッド付属のBLAST CANNON、
右が通常版バルクヘッド付属のBATTLE MACEです。
成型色が少し黄色がかったような何とも言えない微妙な水色だったのが、
綺麗な水色になりました。
また、 バトルメイスというかほぼレッキングボールな劇中の形に軸が2つ出た先端は、
銃口のある劇中のキャノンに似た形になりました。
後部の腕や手に接続する部分の形状も違います。


それでは、トランスフォームです。

前輪を下げます。

足首を前に回転し、脚部完成。
ボンネットを開きます。

ボンネットと腰を上方向に回転、
ボンネット裏の軸をルーフのジョイントに固定します。

後輪を腕から外し後方へ移動、リア内部の腕を伸ばします。


ルーフを畳み、リアを左右に割り90度回転、肩を形成します。

上腕を肩から出し、前腕を90度前に回転したら完成です。


バトルタクティクスバルクヘッド、ロボットモード。









相変わらずの腕長短足ゴリ体型で格好良いです。
ビークル時にボンネットにあったインシグニアが、胸の中央に来ているのが
なかなかいいですね。

ところで、バトルタクティクスバルクヘッド、とカタカナで書くと
やたら読みずらい気がします。

続いて各部。


頭部はアニメイテッドからのデカいアゴ。
最近ギャラクシーフォース見てて思ったんですが、ランドバレットって結構バルクヘッドに共通した要素を持ってますね。アゴとか色とか体型とか。
造形的には、FE/RID/AM含めても一番劇中に似ているんじゃないでしょうか。



これでもかと言うくらいのデカくてパワフルな腕。
肩の上にあるパネルを見えてないことにすると、結構肩の形は似ているんじゃないかとw



マッスルな胴体。
ボリューム的に、胸板が厚く、腹がへっこんでいてマッスル感が高いのが
EZコレクション/Cyberverse版の特徴ですね。
胴体はわずかなパーツ移動でそれっぽく見せていてなかなかに好印象な部分です。
RID/AMもコレで良かったんじゃ、と思うほど。



短い脚部。
劇中では普通に二本足で走りますが、この腕と脚のバランスならゴリラっぽく両腕ついて走ったほうがラクそうです。絶対やらないでしょうがw



背中。この型の最大の弱点とも言える、伽藍堂な胴体が丸見えですw
中央部分に軸があり、武器を装着することが出来ます。
武器を装着するとスカスカ感は結構解消されます。
ただ、通常版バルクヘッドでは丁度良い太さだった武器との接続軸ですが、
バトルタクティクバルクヘッドでは、武器のほうの穴が若干大きめでユルユルです。



下半身を後ろから。
前腕の肉抜き穴が目立ちますね。
反面、脚はあまり肉抜き穴はありません。内股に少し大きめなのがありますが
角度の関係であまり目立ちません。






ブラストキャノンを装備してぐるりと。
前述通り、背中の軸に武器を装備するとユルユルなので、基本腕か手に装備しないと
すぐに武器を失くしそうです。
腕には穴が2つありますが、後ろの穴は変形時の固定用なので、付属武器はいい感じには装備できませんが、一応差し込むことは可能です。


通常版バルクヘッドとロボットモードで比較。



ぐるりと。
なんとなくですが、夜間用っぽくもありますね。
むしろナイトウォッチオプティマスよりもよっぽど夜間用っぽいです。



お顔。
成型色の関係か見え難いですが、目の色が通常の水色塗装から
メタリックなライトブルーに変更になっています。
光りに照らすと結構キラキラした目になっています。


肩はロボットモード特有の塗装変更はありませんが、
上腕の成型色がライトブルーになったことで見やすくなりました。


腕は後述のオートボットインシグニアが無くなり、手首の色が変更になっています。



胸はロボットモード特有の変更はありませんが、前述通りインシグニアが追加されて
目立つ位置に来ています。


下半身。太股全体にシルバー塗装が追加され、膝にライトブルーの塗装が追加されています。
成型色の関係で仕方ないとは言え、通常版では膝下の配色が変だったのが改善されていますね。



腕部後ろ。
この辺は特に変更はないのですが、肩と上腕を接続している軸が、
上腕が水色になったことで目立つようになりましたね。
通常版はグレー成型なので、ネジ穴っぽく見えて目立っていません。



背部。
この辺も特に変更なしです。
クリアパーツの透明度が上がったせいか、中まで光りがよく照らされてますね。


横から。
前述通り、腕のオートボットインシグニアの印刷は無くなっています。



下のほうから。
下から見上げるとマッスルボディでお顔見えませんねw


可動について。



首は左右に20度くらいずつ曲げられます。
すぐに干渉してしまいますが、可動があるとないとでは大違いなので助かります。



肩はボールジョイントで接続されており、前後の可動はこれくらいです。


上下の可動はこれくらいです。

上腕を変形前の位置に戻すと、可動範囲が微妙に上がります。
右腕が通常位置、左腕が変形前の位置です。





まぁ、元々このクラスにしては広い可動範囲ですので、通常の位置で十分かも知れません。
ただ、上腕と肩アーマーは独立しているのですが、軸接続で横に30度くらいしか動かず、
それも肩アーマーを下げていると胴体と干渉してほぼ動かないので、肩アーマーの
独立可動はあまり考えず全体を肩と捉えたほうが良いです。



肘はボールジョイントで、100度くらい曲がりロールの役目も担います。




股関節はボールジョイントで左右開脚180度、前後は前が少し干渉して160度くらいです。



膝は1軸で60度くらい。ですが、逆方向には変形の都合で90度曲がります。


以下てきとーな写真。













ウルトラマグナスのマグナスハンマーが色的にもバランス的にも結構似合いますね。

そんなわけで、トランスフォーマープライムの海外版、サイバーバース コマンダークラス バトルタクティクスバルクヘッドのレビューでした。
元の通常版バルクヘッドが非常に良い出来なので、造形、可動ともに申し分なく、
サイズ以上に遊び甲斐のあるアイテムになっています。
あまり見かけないのが難点ではありますが、バルクヘッドの色違いは
今のところコイツだけですので、バルクヘッド好きなら買っても損はないかと思います。

それではまた。