2012年11月25日日曜日

トランスフォーマープライム EZコレクション EZ-SP2 ディセプティコンセット。

本日2つめのご紹介は、トランスフォーマープライム EZコレクションの、EZ-SP2 ディセプティコンセットです。


先にレビューしたオートボットセットの片割れですね。
こちらも、テラーコンクリフジャンパーはクリア成型、クリフジャンパー以外はメタリック成型となっており、中箱が舞台セットのようになっています。


まずはパッケージから。




前面右下の表記以外はEZ-SP1 オートボットセットと共通になっています。

続いて中身。
まずはメガトロンから。
左が今回のEZ-SP2のメガトロン、
右が通常のEZ-02 メガトロンです。





成型色が暗めのメタリック、シルバーというよりほぼガンメタルな色合いになっています。
通常版より、少し各関節が渋くなっているように感じましたが、個体差かも知れません。





オートボットセットには、あまりメタリック感が強いのがありませんでしたが、
メガトロンは結構メタリックな感じになっています。
クリアパーツも少し紫が濃く変更されています。


顔の造形や塗装に変更はありませんが、色のコントラストの差で
EZ-SP2のメガトロンのほうが自然に見えますね。

続いてスタースクリームです。
左が今回のEZ-SP2のスタースクリーム、
右がEZ-03 スタースクリームです。






メタリックなだけではなく、色が大きく違います。
通常の単品売りは劇中に近いグレー、EZ-SP2はだいぶ青みがかっています。
ウチのは、垂直尾翼が曲がっちゃってましたので、後でお湯です。





相変わらずの美脚で、立たせるのにちょっとコツがいります。
この青さならサンダークラッカーと言っても大丈夫かもしれませんね。
スカイワープ他を調達する必要が出てきますがw



塗装部分もグレーは完全に色が置き換えられています。
アニメイテッドのスタースクリームも青みがかったグレーをしていましたが、
ここまで青くなかったので、この色でスタースクリームとなるとあまりピンと来ませんね。

続いてノックアウト。
左が、海外版Cyberverse Energon Driller with Knockout (国内版と同等品)、
真ん中が今回のEZ-SP2のノックアウト、
右が海外版Cyberverse Knockout (単品売り)です。






色、塗装、武器ともに、エネルゴンドリラー付属のものを基準にして
暗めのメタリック成型色に変更したものですね。
エネルゴンドリラーwithノックアウトを買い逃していた人には
この如何にもお医者さまセットな武器は嬉しいんじゃないでしょうか。





成型色が暗くなってしまったので、ボンネット中央部分や脛などの赤塗装が分かりにくく
なってしまっています。




ですが、お顔はコントラストの差で、よりはっき分かるようになりました。

続いてブレークダウンです。
左が今回のEZ-SP2のウォーブレークダウン、
右が通常のEZ-14 ウォーブレークダウンです。
他に同型として海外版CyberverseのFallbackがいますが、私は持っていません。





元から暗い紺色の成型色で、メタリックになってもあまり変わらないように見えます。
本体よりも、タイヤや関節などの色が黒からグレーになっているので、
そちらを見たほうが区別しやすいくらいです。







少し暗めになったくらいで、ほとんど変わりませんが太股あたりは結構違って見えます。



顔もほぼ変わらず、ですが胸のインシグニアの色が暗くなり、ほとんど成型色に同化して
しまっていますね。ここは元の色のほうが良かったような。


続いてビーコンです。
左が今回のEZ-SP2のビーコン、
右が通常のEZ-07 ビーコンです。






個人的に一番楽しみにしていたのがこのビーコンさんです。
ビーコンさん大好きなので今やEZがコレ含めて7体、FEが3体、RIDが2体、AMが4体、ジェットが6体の大所帯になっていますw

ビーコンは、劇中だと光の当っている部分は今回のEZ-SP2のような色に、光が当っていない部分は通常の単品売りのような色になっているので、どっちが似てるということも
ないですが、メタリックパープルもまたいいモノですね。






メタリックも実に綺麗なメタリックになっていて、良く光を反射します。
オートボットセット、ディセプティコンセットの計12体の中でも一番メタリックな
輝きになっていると思います。



ビーコンさんは本当に期待以上の出来で満足しました。


最後に、テラーコンクリフジャンパーです。
左が今回のEZ-SP2のテラーコンクリフジャンパー、
右が通常のEZ-05 クリフジャンパーです。
他に同型として海外版CyberverseにTailgateがいますが、持っていません。
欲しいんですが、ついテイルゲイトも後回しに。





成型色がAM版のテラーコンクリフジャンパーのようなクリアパープルになっています。
元から変形、可動の良さ、塗装の良さもあってクリフジャンパーはリージョンクラスでも
傑作でしたが、クリアパーツになって一層良くなりました。

個人的にはビーコンさんが一番ですがw 世間的にはこのテラーコンクリフジャンパーが
一番このセットで楽しみにされていたんではないでしょうか。






当然ですが、インシグニアもオートボットからディセプティコンに変わっています。



この大きさで、この可動、そしてとても纏まっている変形方法と、非の打ち所がなく
唯一残念なのは武器がラチェット流用なところくらいです。

こんなことを書いているうちに、同型のテイルゲイトが欲しくなってしまいましたので
さきほどポチってしまいましたw


そして、オートボットセットでも書きましたが、中箱が舞台セットになっているんですね。
中箱にダメージがないように、いつものブリスターの固定穴や固定テープ、紙紐など
いっさいがありません。なので中箱はキレイなまま使えます。

ディセプティコンセットは戦艦ネメシスのブリッジが描かれています。



上や左右も余すところなく、いっぱいまで描かれているので奥行を感じるように
なっています。


オートボットセットはサイズ的にEZには合わない絵でしたが、
ディセプティコンセットのネメシスのブリッジは、奥行があるので
AMでもEZでも遊びやすいんじゃないかと思います。



メガ樣に怒られるスタスクと、それを眺める2人、我関せずで作業するビーコンさん。
テラーコンクリフは採掘場ですw


そんなわけで、トランスフォーマー EZコレクションのEZ-SP2 ディセプティコンセットのレビューでした。
中箱もさることながら、メガトロン、スタースクリーム、ビーコン、テラーコンクリフジャンパーと、通常版とは大きくイメージが違うセットになっているので、オートボットセットよりも少しお得感があると思います。
(オートボットセットはオートボットセットで、オプティマスのマスクオフとかありますが)
オートボットセットのときにも書きましたが、中箱は画面を印刷して厚紙に貼れば
再現できそうな感じのものではありますが、誰も写っていない場面というのも
探すのに骨が折れるものですし、タカラトミーさんがせっかく作ってくれたので
暫くコレで遊んだりしたいと思います。

毎回こんな仕様の中箱でも大歓迎ですよ、タカラトミーさん!
それではまた。