2012年11月14日水曜日

トランスフォーマープライム ファーストエディション再販分。

本日は、アメリカで再販されたトランスフォーマープライムの
ファーストエディションのご紹介です。



ただ、クリフジャンパーについては、再販分は通常のクリフジャンパーではなく
ゾンビになった後のテラーコンクリフジャンパーになっており、日本のAM版とも
SDCC2012で限定発売されたものとも異なる仕様になっています。






まずはボイジャークラスから。




バルクヘッドは、以前の販売分と再販分を比べたところ、
全体的に関節など少し硬めに調整されている以外は変更ありませんでした。
バルクヘッドは以前ファーストエディション海外版と国内版の比較をしているので省略。




オプティマスは、開封するものが多くて面倒になったのでw
とりあえず今回は後回しにして、そのうち単体で記事を書こうと思います。








というわけで、今回メインのテラーコンクリフジャンパーさん。
パッケージからテラーコンっぷりを発揮していますね。
SDCC2012限定版はクリフジャンパーの頭部と胸を模した豪華パッケージでしたが、
今回の通常販売分は他のファーストエディションのデラックスクラスと同じ仕様の
パッケージになっています。




説明書もしっかりテラーコン仕様に変更されています。




日本版のファーストエディションはロボットモードで封入されているため、
パッケージに記載があるのにスペースの関係で省略されていたディスプレイスタンド。
INCLUDES DISPLAY STAND!の文字を変えるには紙も変更しなくちゃいけませんからねw

それでは、海外ファーストエディション版テラーコンクリフジャンパー、ビークルモードです。








パッケージによればスポーツカーモードだそうですが、
アメリカではコレをスポーツカーと呼ぶんでしょうかねw
ともかく、各所の傷とパープルになったクリアパーツが格好良いです。



傷は左右非対称になっていて、クリアパーツ部分は透明に、赤い成型色の部分はメタリックになっています。
持っていないので比較はできませんが、SDCC2012限定版と比べてフロントウィンドウのヒビと、ダークエネルゴン、ダークエネルゴン用エフェクトが省略されています。



FEの通常版でもそうでしたが、右サイドにはオートボットインシグニアは印刷されていません。





手持ちのデラックスクラスのクリフジャンパーたちと。
左から、FE国内版、海外版FEテラーコンクリフジャンパー、AM版テラーコンクリフジャンパー、RID版クリフジャンパー。
AM版クリフジャンパーは塗装途中でほったらかしてるので、今回は入れていません。
AM版テラーコンクリフジャンパーも一部塗装してしまっていますが、他にないのでそのまま入れています。

こうして並べると、FE国内版との成型色の違いや、テラーコンの表現の違いがよく分かりますね。








FE国内版と。成型色、傷印刷以外にもリアとホイールの塗装が違います。
国内版はテールランプが塗られ、リアバンパー下は成型色なのに対し、海外FE版テラーコンクリフジャンパーはテールランプの塗装なし、マフラー部までシルバー塗装となっています。
ホイールの塗装は省略されています。

それでは、トランスフォーム!


サイドを開いて前方に回転。


爪先を出して折り畳み、膝を伸ばして脚部を形成していきます。


下半身を180度回転、ビークル後半を2つに割ってルーフ後部をスライド、肘を伸ばします。


ガワを畳んで腕を形成、頭部を出して腰パーツで上半身を固定します。
背中に残ったフロント部分の下側を畳みます。


フロント部中央を背中側に、フロント部両脇を腹側に回したら変形完了です。

海外FE版テラーコンクリフジャンパー、ロボットモード。





頭部はモノ自体はAM版テラーコンクリフジャンパーと同じものです。
クリアパーツのパープルと、ルーフの傷部分の透過部分が効果的に作用して
テラーコンっぽさが増していますね。
フロントガラスのヒビ割れが削除されたのは惜しいですが、
そうでもしないと限定版との差別化が計れませんから致しかたないところです。




腕は通常版同様、回転してブラスターになります。



胸以外の傷は、右足と背中に配置されています。


国内FE版と比較。




単体ではマッシブに見えるFE国内版ですが、並べてみるとFE海外版テラーコンクリフジャンパーと比べるとすらっとしているかのように錯覚しますね。

国内AM版テラーコンクリフジャンパーと。




前述通りAM版テラーコンクリフジャンパーは一部塗装してしまっています。
あと、ここ削って穴開けよう、と穴開け予定場所にインシグニアを貼ってありますw
こうして比べると劇中度では負けますが、テラーコン度ではAM版のほうがテラーコンっぽいですね。窓のシールをクリア塗装に置き換えるとさらに格好良いかもしれません。




ホイールの塗装は遠目でも結構目立ちますね。
奇しくもテラーコン組だけホイール塗装がありません。


続いて、ビーコンです。
ビーコンはつい先日、日本国内以外でやっとFE版が発売されたばかりで、
私もそれを持っていますが、何体あっても困らないのとセット売りだったので。






とりあえずパッケージ。
そしてとりあえず比較。
左から、海外再販分、海外版、国内版です。




えー、ビーコンも海外版と国内版の比較はすでにやっているので
細かい部分は省略しますが、基本的には先日の海外版と差はありません。
ただ全体的に関節が渋くなっており、その余波でただでさえロボットモード時の
腹パーツは全塗装になって収まりが悪くなっていたところに、更に収まりが悪くなり
腹パーツが軸が外れてポロリすることが多いです。
個体差であってくれればいいのですが、FE再販分は全て可動が渋く調整されているため、
個体差じゃなさそうな気がします。

腹パーツ以外は渋めの調整が上手い具合に作用しており、国内版では
ほとんど嵌められなかった腕からブラスターを直接生えているように装備することも、
余裕で可能です。といってもコレは国内版だけの問題なのですが。


続いてアーシーです。




とりあえずパッケージ。
そしてとりあえず比較写真。
左から、FE国内版、今回の再販分、NYCC限定版、RID版、AM版です。
AM版は未塗装のやつが見当らなかったので塗装したものです。
武器は2個あるので確かに買ったはずなんですがw



まだ自分の中ではアーシーはピンクのイメージのほうが強いですねw

FE国内版と。
左が国内版、右がアメリカ再販分。




オプティマスなんかとは逆に海外版のほうが成型色が渋いです。
塗装箇所や造形の違いは特にありません。

ロボットモードで。



こうして並べてみて思ったのは、RID版の武器もう1個ほしいからRID版もう1個買おうかなぁということ。
前述通り、AM版は塗装している上にAMジョイントを削ってみた上で
ヤスリがけが面倒になって放置しています。その辺は気にしないで下さい。

FE国内版と。



ほぼ違いがありません。並べてみないと違いはわからないかと思いますので、
どちらか片方で十分だと思います。
セット売りでなかったら私も買っていなかったかと。

続いてスタースクリーム。





とりあえずパッケージ。
スタースクリームは成型色と塗装、両方の色合いが国内版とは異ります。
左手前から、FE国内版、米再販分、Entertainment Pack版、AMスカイワープ、AMサンダークラッカーです。


数がそろってくるとジェットロンという感じがしますね。

FE国内版と。
左がFE国内版、右が米再販分です。





造形や塗装箇所は同じですが、国内版のほうが明暗がはっきりしています。
個人的には海外版のほうが好みですね。
また、今回の再販分はもれなく関節が渋めになっているのでスタスクも当然渋めです。
ミサイルなんかもポロリしずらくなっています。

ロボットモードで。


さすがにこれだけ並べると、スタスク型の脚はいらいらしますねw
細くて小さい足首でもしっかり接地させればちゃんと立つようになっていますが、
爪先と足首をちゃんと調整しないといけないのが難点ではあります。
かと言って足首を大きくしてもこの型の魅力が減ってはしまうんですが。
RID/AM版はその点、妥協が上手いなぁと感心しました。

FE国内版と。



脚がよく見えるようになった分、ロボットモード時のほうが色の違いが分かりやすいような。
関節渋めの影響なのか、角も少し引き出す際の抵抗が上がっており、
そのせいか開封時からすこし曲がっていました。そのうちお湯で戻してあげようと思います。

続いてEntertainment Packです。
とりあえずパッケージ。






左右と上面が妙な形になっているのでしまいずらいったらないですねw
今回一番欲しかったのが、コレです。
BBTSで買ったのですが、コレ、ボイジャー2個セット、デラックス4個セットでの販売となっていました。
バルクヘッドは予備欲しかったし、スタスクはリペに使えるようになるし、ビーコンは何個あっても困らないし、で個人的にはアーシーがあんまり要らなかったんですが、そこは仕方ないということでw
アーシーも何らかのリペに使えればいいんですが、ピンクアーシーもあるし、思いつくのは他のG1ウーマンサイバトロンくらいですかねぇ。でもそいつらあんまり思い入れが...w
女ジャンキオンくらいがジェネレーションズレックガーと絡められていいかもですね。


さて中身です。


人間は初紹介なので、写真多めで。








相変わらずのクオリティですが、塗り分け自体はサイズの割りに
頑張っているんじゃないかなと。
目が少々残念ですがラフは眼鏡もあるので結構劇中に似ていると思います。
Bumblebee vs StarscreamのEntertainment Packのサイラスの出来に比べたら
全然許せるほうですねw

次はメガトロン樣。
とりあえず比較で、左がFE国内版、中央が今回の、右がAM版です。


FE国内版と。




シャンパンゴールドっぽい国内版に比べて、エンターテイメントパックのほうが
より劇中に近い色合いになっていると思います。

ロボットモードで。





成型色、塗装ともに、シャンパンゴールドと濃い目のグレーの国内版と、
シルバーと少し薄目のグレーなエンターテイメントパックで、豪華さでは国内版、
劇中に似ているのはエンターテイメントパック、というところでしょうか。
紫のパーツは分かり難いですが、FE国内版のほうが少しだけ暗いです。

国内版は色の差が大きいので脛のジョイントが目立つのと、
ディセプティコンインシグニアが目立たないのが難点ですね。


AM版と。




シルバー部分の色合いはだいたい一緒ですが、グレー部分はAM版は濃いですね。
紫パーツもAM版のほうが暗いです。
フュージョンカノンは置いといて、インシグニアはさすがにシールのほうが見易いですね。


続いてオプティマスプライムです。
左がAM版オライオンパックス、右がエンターテイメントパックです。





比べているのがオライオンパックスということもあって、色合いは結構違いますね。
SDCC2011限定のマトリクスに入ったオプティマスがあれば良かったんですが
あいにく持っていないもので。
あっちはルーフのシルバーの線とかありませんね。
あとは赤の色合い、ライト関係の色などが違います。

ロボットモードで。




オライオンパックスは、マスクオフの表現なのかどうかは分かりませんがマスク部分の
塗り分けが違います。他にもライトの色とか色々と。

SDCC2011限定のオプティマスとは、胸の窓の色や目の塗装の有無などが違います。
個人的には、エンターテイメントパック版から、ルーフのシルバーラインを
取り払ったものが最高なんですが。


ちなみに武器も塗装されています。


人間フィギュアと一緒に。

エンターテイメントパックにはDVDが付属します。



リージョンの違いで国内では見られませんが、1話だけ入っていて内容は
"MASTERS AND STUDENTS"ということでシーズン1の第6話、日本語版で言うところの
「空中変形!スカイクエイク」が収録されているようです。
まぁ、BD持ってるから必要ないんですがw


そんなこんなで、アメリカで再販された分のトランスフォーマープライム ファーストエディションのレビューでした。
ビーコンのお腹以外は、全体的に渋く調整された関節がとてもいい具合でしたので、
ファーストエディションをお持ちでない方は見かけたら手に取ってみてほしいですね。

国内版のFEはお高くなってしまっているのがほとんどですが、再販されたばかりで
まだ安いですし、AM版に比べて比較的難しめの変形で好プロポーションに
なっているものが多いのでオススメです。

それではまた。