2012年10月10日水曜日

トランスフォーマー マスターピース MP-09B ブラックロディマスコンボイ。

e-HOBBY限定のトランスフォーマー マスターピース MP-09B ブラックロディマスコンボイですが、あんまりレビューがないようなので今更ですがレビューでもと。


なお、私はMP-09ロディマスコンボイを持っていないので、比較とかはありません。
初期型のアレやコレや、改修されてどうのこうのも知識としてしか知らないので
あまり書かずに、MP-09B ブラックロディマスコンボイ単体で見た場合のレビューということでひとつ。




まずは箱です。




e-HOBBYさんは、毎回これでもかっていうくらいジャストサイズのダンボール箱を
用意してくれますね。
外箱にプチプチを巻いて丁度、というサイズがとても嬉しいです。
やっぱり毎回ダンボール箱を発注してるんでしょうかね。
この丁度のダンボール箱だけでも、e-HOBBYさんで買う理由になってたりしますw

ブラックロディマスの箱とは別に、e-HOBBY SHOPオリジナルコミックが付いてきます。
このMP-09Bブラックロディマスの誕生の経緯とMP-09ロディマスコンボイとの絡みが
描かれています。

続いて、パッケージ。

前面。



裏面。

天面。

低面。

右側。

左側。


中のブリスター。

 
 


説明書とかカードとか。


付属品。


マトリクス。
中央部のカラーが違い、中のクリアパーツの色も違います。





こんな感じで胸に収納できます。
少しマトリクスが小さいですが、収納スペース的に仕方ないところですね。


スナッチャーブレード。
精神と身体の結び付きをぶった切る代物だそうです。


ファントムトーチ。
スナッチャーブレードで抜け殻になった身体に
デストロンの亡者の魂を注入する代物だそうです。

スナッチャーブレードとファントムトーチは、手を収納して取りつけます。







手首を収納すると、武器取り付け部分が出てきます。





アンチフォトンレーザーα。




アンチフォトンレーザーβ。




アンチフォトンエリミネーター。

本体のレビューに行く前に、ついでなので付属品というかなんというか、コンテナも紹介しておきます。








コンテナをぐるりと。

わりとデカい箱ですw 塗装がとても丁寧で、ファイアーパターンが涼しげでいいですね。
下からは見てはいけません。






下から見てはいけないと言っておきながら写真撮ってしまったので、ついでに
中の人がいない状態でブラックロディマスコンボイ ビークルモードにするとこんな感じになるという図を。

中の人がいないとわりとスカスカです。

コンテナを展開していきます。

上部のボタンを押すとパカッと割れます。

砲塔の横のシールドを開いて

砲塔を立てます。

銃身を前に上げて

グリップとモニターを上げ

砲塔全体を上に伸ばしたら完成です。






コンテナ モビルオフェンスベイ モード。
さすがにMP用だけあってデカいです。


アンチフォトンエリミネーターや分離したアンチフォトンレーザーα、βを装着可能。


スナッチャーブレードはここに格納。


ファントムトーチはここに。




アンチフォトンレーザーα、βも格納できます。

そんなわけで、やっと付属品の紹介が終ったので、本体のご紹介です。
まずはブラックロディマスで。







ブラックロディマスをぐるりと。

いかにもなデストロンカラーに、寒色系をふんだんに使いクールな印象になっています。
素直に凄く格好良いと言えるスタイリッシュさですね。



フィアーサイト。
恐怖が見えるとか何とか。

可動について。



実にグリグリ動きます。
肩は水平までは上がらず、60度くらいまで。前後は360度回ります。
肘は2重関節で、120度くらいまで。下側の関節を先に曲げないと曲がりきりません。
肘のすぐ上にロール軸。360度回ります。
手首も360度。指が親指と残り4本で別々に可動します。
腰は変形の都合上、360度回るロール軸があります。
股関節は前後左右とも水平まで上がり、太股の上のほうにロール軸があります。
膝は180度曲がり、正座ができます。
足首は前後左右に動き、ダイキャスト製で接地性が高いです。



首は左右は360度回りますが、上下はこれくらいです。
ロディマスコンボイへの変形ギミックの関係で仕方ないところです。


そんなわけで可動は全体的にとても優れていて、TFとは思えないくらい動きます。
コマネチだってラクチンです。





ドライブシュートの態勢で自立だってできます。
タイガーショットでも可。イーグルショットでもカミソリシュートでも可。


ジョジョ立ちっぽいポーズだってこの通り...と言いたいところですが、
ジョジョと言うより、「いっけね、テヘヘヘ」と言ってそうなポーズに
なってしまいました。あっれー?

さて、ブラックロディマスからブラックロディマスコンボイに変形です。


首を上げると、中からもう一つの顔が。
ちょっと怖いですロディマスさん。

ブラックロディマスの顔をヘルメットに押し込んで

ヘルメットを戻せば、ブラックロディマスコンボイ顔に。

股関節を変形します。

右側のように股関節基部を45度曲げて、下げます。

両足伸ばします。 

これが変形前です。微妙に伸びてますね。

最後にウイングの角度を変更して

左右縮めます。少し狭まってるのが分かるでしょうか。

ブラックロディマスコンボイ完成。
正直あんまり変わりません。

一番変わっているのはお顔。
だいぶふけましたね。



ついでにブラックロディマスコンボイでぐるりと。
あんまり変わりません。

下から見上げると、結構情けない表情に見えますが、

顎を引いてみると、なかなか渋くて格好良いです。

ちなみに、ブラックロディマスも顎を引くと格好良いですが、

下から見上げると情けない表情に見えます。
それだけ、立体的に顔が造形されている、ということでもありますね。

顔を上げすぎると変形機構が発動しちゃいます。

それでは、ブラックロディマスに戻して、ビークルモードにトランスフォームです。

(ブラックロディマスコンボイからは太股の関係でトランスフォームできません。
まぁ、太股を変形する手順を足せばいいだけですが。)


背中の白っぽいグレーの四角いジョイントを外して

リアウイング周りを下げたら

 半回転します。

下半身全体も、腰のロール軸で半回転。


スカート前部を上げて、太股から足を90度回転。
上下の足のパネルを開いて、足首を変形します。

足首の関節はこの形じゃないときちんと変形できませんが、
説明書にはあんまりちゃんと書いていないので最初難儀しました。
3重関節になっているのを気付かず、2重関節だと思い込んでましたよ...。

膝から180度曲げて、足首を格納します。

パネルのジョイントを股間の紫の部分の穴に嵌めます。

裏側のパネルも同様に穴にパネルのジョイントを嵌めます。

リアの青い部分を開き、

リア全体を被せます。


上腕のロール軸の下部分だけ半回転させます。

手を腕に密着させます。

反対から見るとこうなってます。

肩から腕を180度上げて、頭を逆に向けます。

胸の下半分をグイっと伸ばして180度裏返します。

ビークル時のフロント部分を左右に開き

空いた隙間にフロントの真ん中部分を裏側から出します。

肩のジョイントを下げ、腕全体を密着させます。

腕のエキゾーストパイプを

ぐりっと回して

足のエキゾーストパイプと繋がるようにします。

ブラックロディマス ビークルモード完成です。





ビークルモードでぐるっと。

すごく車高が低い未来的でフューチャーなスポーツカーになりました。
工程が多いだけに、トランスフォームが終わったあとの達成感もひとしおです。

足のパネルのジョイントが股関節から外れやすいのがちょっとネックですが、
後はおおむね問題ないと思います。

とにかくペラくて流線型なこの形がカックイイです。



ウィンドウの中。

足首がコンニチワしてますが、内部も造形されています。
ここにピンクを持ってくるセンスが好きです。


上下から。
ギッチリミッチリ詰まっています。



エンジンは上部を開くとアンチフォトンレーザーを装着する穴が。


それでは、ブラックロディマスコンボイのビークルモードにトランスフォーム。
ブラックロディマスのビークルから始めます。


ウィンドウを開いて、リアをパカッと開きます。

リアの青い部分を畳み、全体を180度回転します。

リアの下半分をコックピットにブチ込みます。

逆から見るとこうなってます。

腕側のエキゾーストパイプを戻し、足側を持ち上げ

半回転して腕側に持っていきます。

コンテナ登場。コンテナの下からガワを展開しておきます。

コンテナにずっぽし入ります。

ガワを被せます。

ブラックロディマスコンボイ ビークルモード完成!






正直無理矢理感はありますが、元々の変形がどうあがいても変形でどうにかなるとは
思えない感じでしたので、4モード再現となればコレでいいと思います。

ただ、個人的には、ブラックロディマスコンボイ無しで、ブラックロディマスだけでいいんじゃないかなぁとか思わなくもないですが、まぁほぼコンテナつけるだけで4モードいけるならおまけと考えればアリかなと。


「いやぁー父さん、すっかり父兄参観日忘れてたよ。ごめんごめん。」
的な図。 

そんなわけで、ぐりぐり動くかっこいいブラックロディマスコンボイさんのご紹介でした。


最初は、「まだ半額ポイントやるくらい余ってんのかダダ余りですねe-HOBBYさん。」
的に考えて、そういやロディマス持ってなかったなぁ、いろいろ噂を聞いてたけど直ったって聞いたしなぁと思ってたらついポチってしまっただけだったんですが、予想以上にいい出来でした。
変形はちょっとタイトで工程が多く、気軽にガシガシ変形させる感じではありませんが、
以前のようにきっちり変形できないなんてことはなく、変形難度を楽しむ分には問題ないと思いますし、ロボットモードの出来のよさったらコレ以上ないくらいです。

おそらく、MP-09 ロディマスの時の最初の悪評が色んな意味で影響して、
ここまで余ってるんだとは思いますが、ブラックロディマスは最初から改修済みですので
問題なく遊べますし、むしろ出来はよいです。
悩んでらっしゃる方がいたら、ポイント半額分つく今のうちに抑えておくのも良いのではないかと思います。


以下、可動の比較用に出したスタースクリームさんの写真を使いそびれたのでおまけで。

MP-11 なので現時点で最新のスタースクリームさんはここまで動きます!

ドライブシュートは無理です。立てませんし。

開脚が苦手なんですよね、stscさん。
まぁデザイン的に仕方ない部分はあるし、
最新と言っていいのやら悪いのやらなブツですしw


でもスタスクはスタスクで大好きです。
それではまた。