2012年10月22日月曜日

ダンボール戦機 034 LBX ジェネラル。

本日は、ダンボール戦機のLBXシリーズ 034 LBXジェネラルのパチ組みレビューです。





いやぁ、やっと出ましたね、LBXジェネラル。

1年前に欲しかった所ですが、その分関節も進化しているので良しとしましょうか。

ダンボール戦機はLBXのデザインと戦闘シーンが好きで見ていたのですが、
せっかくの設定の活かせてないっぷりとお話の無茶っぷりがアレだと思います。
デザインとバトルはほんと良かったんですけどねぇ。特にデクーさんとか。

しかし、ダンボール戦機Wは気に入ったデザインのLBXがほとんど出て来ないのと、
話がさらにアレな部分がエスカレートしているので、てきとーにながら見しかしていません。

無印初期から強化ダンボール関係なくなってましたが、最近はほんとにテロとかクーデターとか...
子供の玩具同士で遊んでた頃が懐しいですね。

さて、そんなことは置いておいて、まずはパッケージです。











パッケージ絵かっくいい! LBXのパッケージはやたら格好良いものが多いですね。
八神さん最近ほとんど見かけませんが、何やってるんですかね。






パッケージの中身です。ウチのはシールが最初からヨレヨレでした。
でもキチンと貼れたので問題なしです。

説明書に記載されていれる設定によれば、LBXジェネラルは、

「デクー」の上位機として神谷重工が極秘に開発した八神専用のLBX。アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。センサー系の精度が高く、非常に優秀な長距離射撃能力を備えている。デクーとは比較にならないほど強固で厚い装甲に覆われているが、脚部にブースターを追加することで機動力を確保しているため、格闘戦も得意。まさに部隊を率いるにふさわしいスペックを備えた機体と言える。基本装備は「アーチャーライフル」。

だそうです。

では、パチ組みしたジェネラルさんです。







武器を構えてグルリと。

濃淡2色の紫に、白の縁取りというかエングレービングというかが、
マッチしてて非常に格好良いです。
シール箇所は多めで、縁取りは基本シールです。
他に角の紫、脚のスラスター部分、脛の紫部分がシールです。
発展型のLBX 026 シーサーペーントとは共通パーツも多いですが、
頭部、肩、脛と特徴的な部分が新造なのであまり分かりませんね。

武器はアーチャーライフル。一見、デクーカスタム(監視型)のライフルに似ていますが、
新規造形になっています。

続いて各部。





頭部は頑張って色分けされていますが、側面のでっぱりは設定では白、薄い紫、濃い紫、白となっているため、製品の白と濃い紫だけだと色が足りません。
でも白と濃い紫だけでも十分格好良いですね。
目はシーサーペントと同様、クリアパーツの上に丸い黒のパーツが被さっていますので、あまりギラギラ光りません。また、頭部でシーサーペントと共通のパーツは、この目のクリアパーツとその上に被さっている黒いパーツだけです。



胸はシーサーペントと共通です。背中側は、シーサーペントは丸い通信ブイがあるので、共通ではありません。(背中の写真は撮り忘れました。)

ちなみに、シーサーペントの通信ブイですが、CCMの通信を中継するルーター、という事ですが、ルーターはルーティングしてるからルーターなのであって、通信を中継してるだけならルーターとは呼ばないと思います。劇中はどう見てもルーティングしてる様子はないですしね。

胸の色分けで足りない部分は、胸中央の横にピョコっと出てるモールドに白、背中の丸い部分に黄色が足りません。
背中の黄色が足りない部分は、シーサーペントでは通信ブイを取りつける部分で、ジェネラルでは肩や腰の黄色パーツと同様の造形になっている部分なので、どうせ新造するならここを別パーツにして欲しかったところですね。



腰はスカート前面の紫部分だけ新造です。形的にはシーサーペントと同じなのですが、
この前面パーツだけ縁取りがモールドされています。

色は前面の白いパーツのスリット部分と後部のスリット部分に赤が、前面の白いパーツ中央下部に薄い紫が足りません。
前面は目立つのでシールが欲しいところですね。



脚は脛部分が丸ごと新造で、残りはシーサーペントと共通です。
この脛パーツ、デカくてゴツくて格好良いんですが、さすがに干渉が激しく、脚の可動を著しく妨げます。
でも仕方ないですね。格好良いですからw

脚の色分けはシールで頑張っている部分ですが、濃い紫の上面だけシールが足りていません。
あまり目立たない部分ではありますので、気にしないのがよさそうです。



腕は、肩が丸ごと新造で、残りはシーサーペントと共通です。
写真では左手に開き手を使っていますが、通常の持ち手も付属します。
シーサーペントに開き手は付属していなかったような気もしますが、この開き手は
デクーカスタム監視型に付属していたものと同じようです。

腕の色分けは、肩の濃い紫部分の縁取りが足りませんが、それ以外は完璧です。


可動について。

上半身は比較的よく動きますが、下半身はデカい脛とスカートや足首が干渉するので、
あまり派手には動きません。


腕と脚は横にはこれくらいまで開きます。
首はボールジョイントで360度回り、上写真くらいまで顎を引けます。




肩は体側がボールジョイントで前後上下に各10度ずつぐらい、
腕側が軸関節で横に90度くらいです。
肘は90度ですが、逆側にも30度くらい曲がります。


脚は横のスカートを跳ね上げれば、前に80度くらいまで上げられますが、後ろへは、固定のリアスカートと干渉するため、20度くらいまでしか上がりません。



膝は45度くらい曲がります。写真ではほぼ片足で立ってる状態ですが、片膝っぽい雰囲気にも一応できます。

続いて武器のアーチャーライフルです。





デクーカスタム(監視型)のライフルと同じく、グリップが左右に可動します。
またグリップガードの下側が外れます。




デクーカスタム(監視型)のライフルとの比較です。上がデクーカスタム、下がジェネラルのもの。
(なんですが、デクーカスタムのほうはグリップガードが何処かに紛れてしまいました。)

似てるようで、ちょこちょこ違います。




発展型のシーサーペントの武器は水中用なので全く形が違います。

本体の比較、まずは発展型で共通部分の多いシーサーペントと。








シーサーペントは、たぶんそのうちイジるだろうと思い、シールを貼らないまんまになっています。
よく見ると確かに同じパーツ結構あるなぁ、と思いますが、雰囲気がガラリと違いますので
パっと見は分かりませんね。

続いて、下位機種のデクーさんと。





目やネジの頭っぽい意匠、体型などに共通点は見られますが、
細部はだいぶ違うのが分かると思います。

放映当時、デクーを改造してジェネラルにしようと考えた時期もありましたが、
よく見るとあまりに違うので断念した思い出がありますw


その時の思いの名残から、デクーカスタムを全塗装してソレっぽくしたのがこちら。
資料なしで塗ったので黄色は忘れてました。





雰囲気だけは少しだけ感じるものの、やっぱり別物ですねw

さらに塗料の色合いのテストを兼ねて適当にデクーOZを塗るついでに
適当にインビットさんを混ぜてみたものがこちら。






濃い紫、薄い紫、共にデクーカスタムに使った塗料とは違う塗料を使ってます。
少し青みが出ていますが、写真だとよく分からないですね w

左右に並べたのがこちら。


デクーカスタムのほうが赤みのある紫になっています。
使用した塗料は、デクーカスタムの濃い紫がクレオスの水性H-39パープル、薄い紫がガンダムカラーのMSパープルで、デクーOZ+インビットの濃い紫がガイアカラーの017 パープルヴァイオレット、薄い紫がガイアカラーの019 ラベンダーです。

ジェネラルと並べてみると、ジェネラルを全塗装するときに近い色が分かります。


3つ並べてみると、クレオスの水性パープルとガンダムカラーのMSパープルで塗ったほうが近いように思います。
ジェネラルもそのうち全塗装するかも知れないので、その時はこの塗料を使いたいと思います。

目への光りの入り方を比べるために撮ってみたんですが、
あまり参考にならなかったアップ写真たち。





 シーサーペントって、なんだかTFのサウンドウェーブっぽく見えるのは私だけでしょうか。
シーサーペントを改造して音波さん作ろうかと一瞬思いましたが、フルスクラッチしたほうが早そうなのでやめましたw


光源に垂直にしてみたら、分かりやすいかもと思い撮ったのがこちら。



デクーは黒い丸のシールを目に貼ってないのもありますが、目の光りかたが全然違いますね。
シーサーペントは上からバイザー被っちゃうのであまり関係ありませんでしたが、
ジェネラルは丸見えなのでもう少し光ってほしかったです。

でもまぁ全ては、やっと出たジェネラルさんが劇中通り格好良いので
いろいろ書いているわりには気になってなかったりしますw








圧倒的にかっくいい!
最後に今回使ったやつら集合でパチリ。


以上、LBX 034 ジェネラルのパチ組みレビューでした。
デザイン上、可動が限られている部分はありますが、モノは非常に良く出来ていて
とても格好良いのでデクーを作った方であればオススメです。
色が足りない部分もありますが、前述通り、市販塗料を調色なしで使えそうですので、
あまり塗装も面倒ではないほうだと思います。

それでは。